2021-03

遺言

延命治療と尊厳死宣言書

尊厳死の宣言書は『自死』や『医療拒否』のために用いるものではありません。 病気やケガの状況により、治療を受けることでは一時的な延命にしかならない場合に、ご自身の意思を前もって表明することで『尊厳死』を選択するためのものです。
相続

数次相続

『おじいちゃん名義の家』の相続人が『おとうさん』や『おばさん』だったとして、何も手続を行わないうちに『おとうさん』や『おばさん』が亡くなってしまった場合には『おじいちゃん』の直系卑属である『わたし』や『おばさん』のお子さんの『いとこたち』が相続人となります。 この状態を数次相続といいます。
相続

法定相続人と推定相続人

法定相続人と推定相続人は何が違うのでしょうか? 「推定」とは、あることから何かを推測、推察するという意味なので、「推定相続人」とはまだ、確定していない状態を言います。 遺言を書く場合に「私が死んだときに相続するのは配偶者の○○と子供の△△になるだろう」という相手となります。
相続

相続と遺贈

遺言の文面には「相続される」、「遺贈する」という表現があります。 自分の財産などを生前に自分の意思で引き継がせる役目の遺言には欠かせない表現です。 どちらも遺言者が財産上の権利・義務を移転させる役目を果たす言葉ですが、それぞれ意味が異なります。